![]() 昭和22年生 寿1丁目在住 |
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| 「父が飾り金具を家業としていたので、高校を卒業した後、自然とこの道に入りました。板状の材料を鏨(たがね)で製品の形に切り取る事から始めましたが、父からは具体的な指導は無く、見て覚えろといった感じだったので、父の技を見ては、余った地金でそれを試し、何度も失敗を繰り返しました。鏨(たがね)で形を作るだけでも、思い通りに行くまでには5年はかかりました。一人で全てこなせるようになるには、10年はかかります。その間は、父が後から手直しをしてくれていたようです。 飾り金具は、仏具や神輿(みこし)などを装飾する金具のことで、お寺の切妻屋根につける「破風(はふ)」のように大きなものもあれば、額受けなどの小さなものもあり、また、切り取って模様を入れるものもあれば、叩きだしていくものもあり、様々な技術が必要となります。 注文の入り方も様々で、図面で来たり、写真で来たりしますが、お客さんが満足してくれるよう、注文に応じて型紙を作ってみたり、「全く同じ物を」という注文には、直接現物の模様を写し取りに行ったりします。 近年、飾り金具も外国から大量に入ってくるようになりましたが、細かいものや、特異なものにはやはり、職人技が必要とされます。」 そう語る泉さんの作品は一つ一つ丁寧に仕上げられています。 |
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