銅器職人     星野 保
昭和32年生  浅草4丁目在住
 「高校を卒業した後、3年間銀器の道に進み、その後、銅器の道に進みました。特に、父からの指導は無く、見て覚えろという感じでした。
 主に作っているものは、薬缶(やかん)、鍋、玉子焼き器、急須、銅壷(どうこ。長火鉢などにとりつけ、湯をわかしたり、酒を温める器)など。
 薬缶(やかん)は、特に注ぎ口の格好にこだわっています。もちろん、デザインだけではなく、お客さんにとって、使いやすく、丈夫で長持ちすることが重要です。また、仕上げも重要なことの1つです。さびで煮込んで漆をかけるという、昔ながらの方法をずっと守っています。
 銅の素材の良さを、もっと多くの人に知ってもらいたいです。」
と語る星野さんが、金槌で打つ銅器は、とても力強い音で響きわたり、きらきらと光り輝いていました。